Archive for 1月, 2019

企業の働き方改革に対する取り組み

木曜日, 1月 31st, 2019

<楽天大学学長の仲山進也氏>
『従来のやり方やルールの「賞味期限を見直す」ことこそ、生産性向上への一歩ということです。時代の変化に応じた業務改善を怠り努力で補うことが、結果として長時間労働や残業を生み出しています。働き方改革の本質は経営陣のみならず社員全員の意識改革です。日本的な忖度(そんたく)体質も生産性を下げているのです。』
<日本マイクロソフト執行役員常務の手島主税氏>
『今後の働き方改革では異業種の連帯で経営者が新しい文化を作ることが重要となります。いろいろな人との関係性を強めることなどでイノベーションが起こるのです。自身が発起したコミュニティー「MINDS(マインズ)」でも社外にも改革を提言していきます。AI「マイアナリティクス」が毎週全社員に「この人とコラボレーションが足りない」など気付きを指摘しています。』
<ヤフーの伊藤羊一氏>
『フレックスタイム、新幹線通勤やどこでもオフィス制度を導入し、毎月一週間は海外で仕事をしたり、地元で暮らしながら働く社員も出てきました。労働時間の短縮で、より自由で生き生きしし、社員の生産性も上がります。』

1人で2台の自動運転車を監視する世界初の公道実証実験。経産省と国交省が永平寺町で公開

木曜日, 1月 24th, 2019

国土交通省と経済産業省は11月19日、1名の遠隔監視・操作者が、2台の自動運転車両を遠隔操作・監視するという世界初の公道実証実験を福井県永平寺町において開始し、同日報道関係者に実験車両などを公開する説明会を開催しました。将来的に少人数で複数台の自動運転車両を運用するための遠隔型自動運転システムを想定した実証実験で、1名の遠隔監視・操作者が2台の自動運転車両を遠隔操作・監視することによる監視者の負担や実現可能性などを実証実験により検証していく試みです。これまで日本では、自動運転車両の規制をかけない公道実験では自動運転のレベルに関わらず、車両の運転席あるいは遠隔の運転席に代わる場所にドライバーを置いて実験を行なうことが必要とされ、遠隔ドライバー1名が運用する自動運手車両は1台までとされていました。今回の実証実験では、遠隔ドライバー1名が2台の車両を運用する遠隔型自動運転の基準緩和認定を受けて実施されます。国土交通省と経済産業省は11月19日、1名の遠隔監視・操作者が、2台の自動運転車両を遠隔操作・監視するという世界初の公道実証実験を福井県永平寺町において開始し、同日報道関係者に実験車両などを公開する説明会を開催しました。将来的に少人数で複数台の自動運転車両を運用するための遠隔型自動運転システムを想定した実証実験で、1名の遠隔監視・操作者が2台の自動運転車両を遠隔操作・監視することによる監視者の負担や実現可能性などを実証実験により検証していく試みです。これまで日本では、自動運転車両の規制をかけない公道実験では自動運転のレベルに関わらず、車両の運転席あるいは遠隔の運転席に代わる場所にドライバーを置いて実験を行なうことが必要とされ、遠隔ドライバー1名が運用する自動運手車両は1台までとされていました。今回の実証実験では、遠隔ドライバー1名が2台の車両を運用する遠隔型自動運転の基準緩和認定を受けて実施されます。スマホ画面共有

残業時間 若手より50代が長いワケ 「働き方改革」進む中

水曜日, 1月 9th, 2019

政府や企業が「働き方改革」を進める中、人材派遣サービスを行う企業が、20代から50代の働く人を対象に、1カ月の平均残業時間に関する調査を行いました。その結果、一番残業時間が長かったのは50代で、平均19時間です。それとは対照的に、一番短かったのは20代前半の14.9時間だったのです。20代や30代に比べ、50代の方が、残業時間が長いという結果になりました。これについて、労働問題にくわしい島崎量弁護士は「若い世代、20代の方の残業に対する意識の変化が表れていると言えるかと。長時間働くことを美徳とするような意識が、いい意味で失われていて」、「(50代の残業が一番多い理由は?)やはりまだ、昔ながらの長く頑張って働くことに対するプラスイメージが、なかなか抜け切れていない世代なのかなと」などと話しています。また、会社全体としての事情も…島崎弁護士は「時短が進む他方で、仕事は減らないので、そのしわ寄せを管理職が被っている。結果として、50代は労働時間が長い傾向があると推測できる」と話したのです。