Archive for 12月, 2018
女性刑務所 働き方改革 福島刑務支所・受刑者高齢化、介護負担ずしり
木曜日, 12月 20th, 2018
女性受刑者の高齢化が進み、女性刑務官の介護負担増が課題となっています。東北唯一の女性刑務所「福島刑務支所」(福島市)でも、介護業務が離職につながる例が目立ちます。逃走防止などの「戒護」から「介護」へと業務の比重が移りつつある中、同支所は負担減と離職抑制に力を入れ始めたのです。刑務官に関心を持つ女子高生らを対象とした見学会が8月、同支所でありました。参加した宮城、福島両県の14人に、同支所の佐藤正典次長は「仕事は介護業務が占める割合が増える」と告げたのです。あえて介護の話を持ち出したのは「理想と現実のギャップを今から埋めてもらうため」と担当者は説明しています。同支所の60歳以上の収容者は9月末現在で104人と、全体の29.7%を占めます。2013年は26.9%(12月末現在)で増加傾向にあり、刑務官の業務にも影を落としているのです。06年から勤務する女性刑務官(40)は作業場でミシンを使った縫製作業などを監督していますが、目が悪かったり、手が動かないなどの理由で作業できない高齢収容者が増えているというのです。「作業成果は10年前の半分以下」と嘆いています。RemoteCall
「働き方改革」調査 取り組む企業38% 山梨
木曜日, 12月 13th, 2018
帝国データバンク甲府支店が、県内企業を対象に行った働き方改革に関する意識調査で、改革に取り組んでいる企業は38・6%にとどまっていることが分かりました。取り組まない企業の半数近くが理由として「取り組みの効果を期待できない」として疑問を呈したのです。調査は8月下旬に194社を対象に行い、有効回答数は88社でした。企業の取り組み状況では、「今後、取り組む予定」は27・3%、「取り組む予定はない」が12・5%。「分からない」が19・3%だったのです。取り組み内容(複数回答)は「長時間労働の是正」(82・4%)、「職場風土づくり、意識改善」(67・6%)、「定年延長など継続雇用の導入」(58・8%)-などとなりました。取り組んでいない企業の理由(複数回答)は、「効果が期待できない」(46・2%)、「人手不足で手が回らない」「必要性を感じない」(各38・5%)-などとなったのです。これはかなり低い数字となりました。