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Androidスマホにおける動画容量を小さく圧縮する方法

火曜日, 6月 17th, 2025

スマホの容量が少なくて困っているという人はいませんか?特にスマホのデータ容量を圧迫しているのが「動画ファイル」です。動画ファイルは高画質な場合、容量が非常に大きく端末のストレージを圧迫してしまいます。データ容量が重たくなると端末の動作も遅くなってしまうこともあるでしょう。では動画の容量を減らすにはどうすればよいのでしょうか?ここではAndroidスマホにおける動画容量を小さく圧縮する方法についてまとめてみましょう。
【Androidスマホで動画を圧縮する方法とは?】
動画を圧縮してデバイスの容量を節約することができれば、動画共有やアップロードもスムーズになるでしょう。ここではAndroidスマホで動画を圧縮する方法についてまとめてみます。
<撮影前に動画の解像度・ビットレート・フレームレートを下げておく>
ビデオの画質は解像度が高ければ高いほど高画質になります。しかしその分データ量も増えてしまうのが難点です。また解像度だけではなく、ビットレートやフレームレートもファイル容量に影響を及ぼす要素の1つです。4kの60fpsで動画撮影をしている場合、すぐにデバイスのストレージ容量を圧迫してしまうでしょう。
動画の長さと容量の目安は以下の通りです。
720p/30fpsの場合40MB/分
1080p/30fpsの場合60MB/分
1080p/60fpsの場合90MB/分
4K/60fpsの場合400MB/分
ご覧の通り、4K/60fpsで撮影をした場合、1分あたり400MBもの容量を使ってしまうのです。スマホで動画を見るだけであれば、720p/30fpsや1080p/30fpsで十分でしょう。動画の容量を抑えるためには撮影設定で事前に解像度やフレームレートを下げておくことをおすすめします。
<専門の動画圧縮アプリを使用する>
Android対応の動画圧縮アプリを使用すれば、簡単に動画サイズを小さくすることができます。動画圧縮アプリは基本的に無料で使用できます。ただし広告が表示されることも多く、追加の機能は課金しなければ利用できないアプリもあります。
<圧縮率の高いコーディックを使用する>
動画は多数の画像が集まってできており、すべての画像をつなげると膨大なサイズになります。そのため通常は圧縮して画像を繋げていくのですが、圧縮する時に使用されるアルゴリズムが「動画コーディック」です。高い圧縮率を持つビデオコーディックを使用して動画を圧縮すれば、ファイルサイズを大幅に削減しながらオリジナルの映像品質を維持できるでしょう。
どのコーディックを使用するかは、動画の用途、圧縮後の動画再生するデバイスによって異なります。一部のデバイスでは動画コーディックのH.265(HEVC)の再生が難しいケースがあります。ファイル形式によって対応するコーディックも異なるので注意しましょう。動画を圧縮する際にはそれぞれのコーディックの特性を理解した上で、適切なコーディックを選択することが大切です。
<不要な部分はカットする>
動画で必要のない部分に関しては削除することで動画のファイルサイズを減らすことが可能です。また撮影した動画の音声ファイルがなくても問題ない場合は、音声ファイルの削除をすることも容量圧縮に効果的です。関連性の低い動画部分を削除して、動画の時間を短くすることでアップロードやダウンロード時間も短縮できます。
動画の削除は動画編集アプリを行うことが可能です。AndroidであればGoogleフォトを利用すると簡単に編集できるでしょう。
<LINEトークで圧縮する>
LINEトークで写真や動画を送ると、自動的に圧縮されて送信されます。これを利用して自分だけが利用するグループトークやkeepメモを活用して、動画をそこに送信することで圧縮された動画を作成できます。LINEトークで圧縮された動画は画質が低下しているものの、スマホで見る場合であればそこまで気にならないでしょう。
ただしLINEで送信できる動画の長さは最長5分です。それ以上の動画はエラーとなって送信不可になるため注意が必要です。

Androidスマホでディスプレイのリフレッシュレートを確認・変更する方法

木曜日, 6月 5th, 2025

Androidスマホではディスプレイのリフレッシュレートを確認することができます。ここではAndroidスマホでディスプレイのリフレッシュレートを確認する方法について解説していきましょう。
【Androidスマホでディスプレイのリフレッシュレートを確認する方法とは?】
Androidスマホではディスプレイがハイリフレッシュレートに対応している端末が数多く販売されています。使用する状況に応じてリフレッシュレートを変更することができるスマホもあり、この画面がどのリフレッシュレートの設定になっているか知りたいというユーザーもいるでしょう。ここではAndroidスマホでのリフレッシュレートの確認方法についてまとめてみます。
Pixelシリーズでのリフレッシュレートの確認方法は以下の通りです。
1、[設定]メニューを開いて、[デバイス情報]にビルド番号を探す
2、ビルド番号を連打すると[開発者向けオプション]が有効になる
3、[設定]メニューに戻り、[システム]から[開発者向けオプション]が表示されていることを確認する
4、[開発者向けオプション]には数多くの設定項目があり、その中から[リフレッシュレートの表示]を選択する
5、[リフレッシュレートの表示]を有効化すると、画面の左上に現在のリフレッシュレートが表示されるようになる
使用しているAndroidスマホによって、開発者向けオプションを有効にする方法は少しずつ異なりますが、そこさえクリアにできれば基本的な流れには大差ありません。
【高リフレッシュレートだと何がよいの?】
リフレッシュレートが高いと、文字や画像がより滑らかに動き、スクロールした時にストレスなく行えるようになります。特にWEBページやSNSを頻繁に見る方や、スマホでゲームを楽しむ方、動画視聴を行う方であれば120Hzのような高リフレッシュレートがおすすめです。
ただしリフレッシュレートを高く設定してしまうと、その分バッテリー消費が増えてしまいます。電池の持ちが気になる時や充電量が少ない場合には、リフレッシュレートは低めに設定した方がよいでしょう。消費電力とのバランスを考えながら設定することをおすすめします。
【リフレッシュレートを変更する方法とは?】
Androidスマホのリフレッシュレートを変更する方法についてまとめていきます。変更方法は以下の通りです。
1、[ホーム]画面の[設定]アイコンをタップする
2、[設定]画面の[ディスプレイ]または[画面]をタップする
3、[ディスプレイ]または[画面]の[リフレッシュレート]または[画面リフレッシュ率]をタップする
4、[リフレッシュレート]または[画面リフレッシュ率]画面の[60Hz][90Hz][120Hz]の選択肢から希望のリフレッシュレートをタップする
使用しているスマホ機種によってリフレッシュレートの設定は異なる場合があります。