“スマホも充電 災害に備える「手回し充電ラジオ」 ”
近年、各地で地震が頻発しています。いざというときのために、日頃からの備えが必要になりますが、防災グッズの“定番”のなかで、最近進化したのが「手回し充電ラジオ」です。昨年末から今年にかけて新たに「ワイドFM」に対応したモデルが各社から相次いで発売されました。ワイドFM(FM補完放送)とは、FMの周波数を使ってAMラジオを放送するものです。音がクリアで電波障害に強いため、災害などの緊急時でも情報を取得しやすいといいます。ワイドFMに対応した手回し充電ラジオ、パナソニックの「RF-TJ20」とソニーの「ICF-B99」、そして東芝エルイートレーディングの「TY-JKR5」の3製品を比較してみましょう。充電方式の豊富さで他よりも優れているのがソニーです。ハンドルを回す「手回し式」の他、コンセントなどからの「AC充電」「太陽光充電」の3つの方式に対応します。USB経由で充電でき、モバイルバッテリーのように使えるのは大きな魅力です。スマホや携帯電話への充電でも、リードしたのはソニーでした。3製品とも、本体とスマホをUSBケーブルで接続し、ハンドルを回し続けてダイレクトに充電する仕組みを採用しています。スマホの機種など組み合わせにもよるのですが、ハンドルを数分間手回しすることで、30~1時間程度の連続待ち受けができる状態に充電できます。
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