学生はいつ制限がかかるか戦々恐々――auの学割が「5GBプレゼント」になった理由

日本の携帯電話市場が最も熱くなるのは春商戦です。進学や就職など、新生活がスタートする時期にあわせて、携帯電話を新たに契約したり、これまで使ってきた環境を見直すユーザーが多いとされるからです。2016年の大一番に向けて、12日、KDDIは2016年春モデルと若年層をターゲットにしたキャンペーンを発表しました。KDDIの発表会の直前には、競合他社であるソフトバンクも学割を発表していて、ここの戦いの火ぶたが切られた格好です。1年前の学割では、毎月の割引を前面に押し出していたauです。今回も割引はあるものの、その金額は最大1000円/月と前年度より縮小しているのです。その一方で、大きく打ち出されたのが「5GBプレゼント」という特典です。12日の発表会でプレゼンテーションを行った田中孝司社長は、その背景について、年齢層ごとでのデータ通信の利用動向を示しながら語っています。「10代~30代のスマートフォン浸透率は80%を越えてきました。当社ユーザー1万人にアンケートをとったところ、8~15GBを使いたいという人は、10代で72%、20代で60%に達しています。若い人のデータニーズでは、こんなに(多くの通信量を求める人が)いらっしゃるということです。一方で3~5GBを求める人は20~30%くらいいる」

 


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